皆さん、こんにちは!
Shokoです^^
これまでご紹介してきたノルディックポールは
膝腰への負担減らし、上半身の運動を促すことで、
楽に、効率意的に全身の筋肉を使用することが出来る優れモノ。
このノルディックポールは、なんとリハビリにも使用することが出来るんです☆
元理学療法士である私が
リハビリという視点からノルディックポールの有用性を説明します^^
人の歩行は「歩行比」(距離/歩数/時間)と呼ばれるスタイルが個々に決定しています。
ゆっくり歩いても早く歩いてもこの歩行スタイルは一定です。
このシステムに変化をもたらすのがノルディックウォーク。
歩行速度に対する歩数と歩調の組み合わせは無限、さらに組み合わさるポールアクションの効果は、ウォーキング寿命の延伸が期待できます。
効果その1
支持基底面の拡大で安定感UP
歩行とは新しい支持基底面を探し新しい支持基底面で重心の移動を円滑に行う仕組みが存在します。
一般には2本の足が支持基底面を作ります。
足の間隔が狭くなると支持基底面は狭くなり重心は不安定に、間隔が広くなると支持基底面は広くなり重心は安定しますよね。
1本杖が増えると、2本の足+杖で3点支持となり、支持基底面が広がるため重心は更に安定します。
これがノルディックポールだとどうでしょう?
2本杖+2本の足の4点支持となり、どっしりとした安定を作り出し重心移動がスムーズになります。
効果その2
歩行姿勢の改善
前屈みで前に特異に支持基底面を大きくし歩く歩行補助具はいくつか種類がありますが
ノルディックウォークは姿勢を立する歩行補助具として提案できます。
脊柱を正中に保ち肩甲帯の動きを促すアダプターがノルディックポールです。
シルバーカー(老人車)とポールの歩行を比較したときに、ノルディックウォークの方が有意に体幹の回旋が増えて
歩きやすさと効率的に身体の筋肉が使うことが出来るようになってきます。
効果その3
体幹のバランス
体幹を左右に寄せ弱い股関節周囲筋を代償することをポールが担う結果が出ています。
ポールの役割として、左右方向のバランスを維持させながら歩ける力が考えられます。
ノルディックポールを持てば左右のクセを修正できるんですね。
効果その4
快適歩行の歩幅の拡大と歩行スピードUP
ポールが身体内で協調的な回旋を作り、結果、歩幅拡大、スピードアップ、効率の向上がみられます。
姿勢が良くなると、身体が動きやすくなり
膝・腰の負担も軽くなるというメリットがあります!
不良姿勢のまま闇雲に歩いてしまうと
膝や腰に逆に悪影響になってしまう場合も少なくありません。
いかに、歩行姿勢が大切が良くわかりますよね。
そういった点でも、ノルディックポールを用いたノルディックウォーキングは本当におススメです。
自分のウォーキングライフに活かしたり、
身近な方におススメしてみてはいかがでしょうか?
それでは!