歩き方を直すためには、まず立ち姿勢を直すことから始めなければなりません。
「静」の状態である立った姿勢を前に移動させていくのが
「歩く」という動作になります。
正しい姿勢を覚えるには、今の間違った姿勢を知って
アライメントが正しくなるように
関節を柔らかくしたり筋肉を強くすることが大切です☆
【正しい姿勢】とは??
重心の5つのポイントが一直線上になっているかどうかチェックし
ズレているポイントがあれば直してみましょう。
「え?これが正しい姿勢?」と感じる方は
ゆがみが定着している可能性があります。
▼重心5つ(横からみたとき)▼
・耳たぶ
・肩の先
・大転子(ももを前に引き上げる時に折れ曲がるところ)
・ひざ
・外くるぶしのやや前
これらが1つの直線状に並んでいるのが一般的に良い姿勢と言われています。
▼後ろからみたとき▼
・後頭部の出っ張ったところの下
・背中の真ん中あたり
・尾てい骨あたり
・ひざの内側の中心
・内くるぶしの中心
上記の線が水平に一直線になっていることも大切です。
Step.1
まず、つま先はやや外向きにして、ももの内側にピッタリくっつけるようにします。
すると、重心が真ん中に集まります。O脚の方は特に重要!
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Step.2
次に、しっぽを巻き込むように尾骨を引っ込めて肛門を締め、おへそを引っ込めます。
すると腰の反りがなくなり、骨盤がしっかりします。
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Step.3
肩は横に開きます。後ろには引かず、上にあげないようにします。
肩を後ろにひくと顎が出て、お腹の力が抜けやすくなります。
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Step.4
胸は一度前に突き出します。
それから胸の真ん中を中指で軽く押しながら「ふっ」と強く息を吐きます。
これが胸の正しい位置です。
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Step.5
首の後ろ(服のタグ)から上にスーッと引き上げます。
すると、無理に顎を引かなくても自然な位置に顎が納まります。
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Step.6
重心はやや前方にかけます。
すると、自然に体がまっすぐになり、張りが出てきます。
いかがでしたでしょうか?
やりながら、つらいな~と感じたところが弱いい所になります。
筋肉を補ったり、柔軟にしながら
良い姿勢から、良い歩行へと繋げていきましょう!