自分に合ったシューズを見つける
今や空前のランニングブーム。日本のランニング人口は約1000万人といわれています。
みなさんはランニングをする時、どんなシューズを履いていますか?自分の足に合ったシューズを履いていますか?ランニングをする上でランニングシューズを履くというのは大前提です。
普段履いているスニーカーではダメなのか?走れないことはないですが、スニーカーは走るためには作られていませんので靴擦れなどのトラブルや、サポート機能が無く初心者の方には足の故障に繋がる可能性があります。
ランニングシューズは走るためのサポート機能が詰め込まれていますので格段に走りやすいと思います。ストレスがあってはランニングを継続出来ませんし楽しくないですよね。今回はシューズ選びの注意点などお伝えしていきたいと思います。
まずはどんな目的で履くシューズなのかを自分の中で決めておくとスムーズに選べます。
- ゆっくり走る普段の練習用(ジョギング)
- 練習でも使うがちょっとスピードも出してみたい(トレーニング)
- 主に大会用(レーシング)
このように自分が使うシチュエーションを考えてみましょう。各メーカーがそれぞれのレベルに合ったシューズを販売していますので、そこで履き比べてみて自分の足に合ったシューズを選ぶと良いでしょう。
最近では各社、厚底シューズが流行してます。クッション性が高く足への負担が少ないのがメリットです。重量が重いのが厚底はデメリットでしたが、最近では各社の開発で200gを切るようなシューズも出てきています。
逆に薄底シューズは軽量かつダイレクトな接地感でスピードランナーや蹴って走るフォームの方には大きな武器となります。そのかわり、衝撃もダイレクトになるので負担が大きいのがデメリットとなります。しっかりと足腰を鍛えている中上級者向けのシューズとなります。
初心者の方はクッション性も重要ですが、接地のブレを防ぐ安定性も大事になってきます。足と地面の接地が安定しないと足首が不安定になり膝や股関節を痛める原因にもなります。速く走るためのシューズよりも、楽に安全にストレスなく走れるシューズ選びをすることをオススメします。そのために、今では足型を計測することができる機械を設置しているショップもありますので、自分の足の特徴をを確かめてみるのも重要です。
ランニング中級者くらいになると練習用とレース用、雨の日用と晴れの日用など何足かを履き分けてシューズを長持ちさせる使い方もあります。足の調子によって履き分けるのもよくされるやり方です。実際、1足をずっと履き続けるよりも何足かを履き分けた方がシューズの寿命は延びます。
シューズの寿命は大体500km〜800kmといわれています。これはあくまでも目安でそれぞれの使い方や買ってからの年月、ソールの減り方、アッパーの破れなど状況によって違います。どんなに長くても2年もすれば元々あったシューズの機能性が落ちてきます。どうしても経年劣化は抑えられません。ソールの素材のクッション性が落ちてソールもすり減ったまま使用を続けると、これも足腰の故障の原因となります。思入れがあるシューズだと思いますが、新たなシューズで走ることにより新しい発見もあることでしょう。
ランナーにとって、唯一の武器となるランニングシューズ。自分の足に合ったシューズだと気持ちも足取りも軽くなるでしょう。是非、納得のいくシューズでランニングを楽しんでみてください。