暑さに負けない〜夏のランニングのやり方


暑さが増す一方の日本列島。連日の猛暑日に何もしなくても汗が出てきます。

今回は夏の走り方について書きたいと思います。

 

①涼しい時間帯、場所を選ぶ

真夏の気温は35度以上になることもあり、昼間に走る事は相当鍛えているアスリートクラスでもキツい時があります。朝早く、または日が落ちてからの日差しが少ない時間帯を選ぶと走りやすく感じると思います。また、公園やトレイルランニングなど、日差しを遮るものがある場所を選ぶのも有効です。どちらにせよ、こまめな水分補給を忘れないようにして下さいね。

②ペースをあえて落とす

気温が高くなると空気中の酸素量は気温が低いときに比べて薄くなります。気温が高いと息苦しくなる時はありませんか?同じペースでも気温によって体への負荷が変わってきます。ゆっくりなジョグでも十分なトレーニング効果があります。速いペースで持続できないのであれば、あえて持続できるペースまで落として継続してみるのも良いでしょう。マラソンシーズンの秋冬に比べて1kmあたり、ジョグペースを10〜15秒くらい落としても構いません。

③夏用のウェアで走る

初歩的なところに戻りますが、ランニングシューズがランニング専用に作られているように、夏のランニングウェアは夏のランニング用に作られています。通気性、速乾性、軽量性に優れており夏のランニングにピッタリです。

逆に向いていないのは綿生地のTシャツやロング丈のパンツなどです。体は、かいた汗が気化して体温を下げます。通気性が良いことが第1の条件となります。またキャップやサングラス、クーリングアームスリーブなど小物を活用するのも有効です。

 

夏のランニングはとても暑くてなかなか気が向かないかと思いますが、夏のランニングに慣れてくると汗をかくことが気持ち良くなってきます。体を改善したいと思う方はチャンスだと思います。上記のことを実践して頂くと少し楽に走れるでしょう。ランナーにとっては暑さに慣れることも重要です。暑さに強い体を手に入れましょう!