ランニングのあれこれ(雑談)


今日はランニングについての雑談です。

ランニングを始める方から上級者の方まで、ランニングというのは自分の体一つで走るというのに変わりはありません。自分自身の体との対話が重要です。

なぜ、走ると体も心肺機能もキツくなるのでしょうか?

私は『慣れ』だと思っています。

10代〜30代くらいの方は歩いていても特に体がキツい、呼吸が荒くなるという事は無いと思います。それは普段から歩くことに『慣れている』からだと思います。

それが例えば御高齢の方で普段歩くことが少なくなると、歩くことでも体への負担が大きくなり困難になってきます。困難になるのは普段歩くことへ体が『慣れていない』からだと思います。

ではこれを走ることへ置き換えてみましょう。

ランニングを始めて間もない人は、ジョギングペースでもキツいかと思います。それは走ることに体が『慣れていない』からだと思います。しかし、これを継続していくことにより体は自然と走ることへ慣れて、体もランナーの体へと変化していき、呼吸も楽になっていくでしょう。

これは中、上級者ランナーも同じ事が言えます。

中、上級者がよく行う、インターバルトレーニングはまさに体を慣れさせる練習です。レースペースよりも速いスピードで短い距離を繰り返すインターバルトレーニング。体も心肺機能も速いスピードで追い込んで行うことで、実際のレースのスピードが余裕を持って走れるという効果があります。(インターバル走のやり方についてはまたの機会に説明していきます)

マラソン練習でよくやる30km走も、実際のマラソンの体の疲労度を体験しておく重要な練習です。何度かやって疲労度を体に慣れさせておけば、本番で慌てることはないでしょう。

このようにランニングはレベルを問わず『慣れ』の必要なスポーツだと感じます。慣れていけば次へステップアップすることも出来ます。

慣れるためには繰り返す、継続することが大切です。