MCTオイル(中鎖脂肪酸)


健康思考が高まる近年、注目されている「MCTオイル」

 

MCTとは

「Medium Chain Triglyceride(ミディアム チェーン トリグリセリド)」

の頭文字をとった言葉で

日本語訳で「中鎖脂肪酸」という言葉になります。

 

MCTの主成分は、中鎖脂肪酸で、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子の核の部分に含まれる天然成分で

100%中鎖脂肪酸でできているオイルをMCTオイルと呼びます。

 

 

 

 

 

では、なぜ「MCTオイル(中鎖脂肪酸)」が良いのか?

 

一般的な植物油に含まれる「長鎖脂肪酸」と比較していきます。

 

 

① 消化・吸収スピードが速い

 

長鎖脂肪酸よりも分子が短いため、消化・吸収されるスピードは4~5倍。

消化に余分なエネルギーを使わずに済むというメリットがあります。

 

 

② 体脂肪になりにくい

 

中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸と代謝経路が異なるため

小腸から門脈を経由して直接肝臓に運ばれます。

エネルギーとしてすべて残らず使われるため、体脂肪として蓄積されにくい性質を持ちます。

 

 

③ エネルギー源になりやすい

 

中鎖脂肪酸は体内で分解される際、ケトン体という物質に変換されます。

このケトン体が近年の研究でブドウ糖に代わる第二のエネルギー源として使えることがわかってきました。

糖質制限の際の代替エネルギーとなります。

 

また、脳がブドウ糖をうまく使えないことで起こると言われるアルツハイマーの 予防・改善にも用いられます。

ブドウ糖を摂った時に感じる「眠気」や「ボーッとした感じ」がないため、集中力を高めたい時にも活用できます。

 

近年のトップアスリートが「中鎖脂肪酸」を摂取する理由が分かりますね!

 

 

ただ

先日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが

MCTオイルを誤って大量に摂取してしまったため

激しい腹痛や下痢、吐き気に襲われたことをブログで明かしていました。

 

体にいい物でも目安量を守って、正しく摂取していきたいですね!

 

ぜひ、参考にしてみて下さい☆