大会前の過ごし方〜ランニング〜


今日から3月に入り、3月7日に迫った出雲くにびきミニマラソンまで1週間を切りました。

ARCからも数名の参加があります☆

今日は大会前の過ごし方、大会に力を出すために注意するべき点をお話しします。

 

①普段やらない練習をしないこと

これは一番やってしまいがちなことです。大会前は少しずつ気分も盛り上がってしまい、大会をイメージしてついつい速いペースで練習をしてしまうランナーも多いと思いますが、これが実は危険な行為となります。

普段からスピードトレーニングが習慣化されているランナーは調整としてスピードを入れていくことがありますが、スピードトレーニングを普段やらない、もしくはたまにしかやらないランナーには疲労が残る練習になってしまい、大会当日に疲労感のある状態でスタートすることになってしまいます。

またこれは練習が積めていないランナーがよくやってしまう失敗です。不安が大きいと焦ってしまい大会前に追い込んでしまうというパターンです。どんなランナーでも1週間で急激に速くなる人はいません。体調を合わせていく方が優先となります。

逆に調子が良くて練習をやりすぎてしまうランナーも注意です。その調子の良さを直前の練習で出し切ってしまうのはもったいないですし、疲労も残ってしまいます。少し我慢して、レースで発揮しましょう。

普段通りの練習内容から少しずつ練習量を落としていきベストな状態でスタートラインに立つことに集中しましょう!

②マッサージは要注意

①と関連しますが、疲労を取り除きたい為にマッサージなどを利用されるランナーも多いかと思います。これも大会前は注意が必要です。これは施術される方の力加減で揉み返しがきたり、筋肉がほぐれすぎてしまい当日体が動かないなど影響があります。特に直前のマッサージは控えた方が良いでしょう。どうしてもマッサージを受けたいのであれば、大会まで5日間は空けた方が良いでしょう。

 

③当日の持ち物、ウェアの準備

これは季節や当日の天気や気温などで大きく変わってくると思います。天気予報を見ながらレースで着用するウェアの想定をして、レースで快適に走れる準備をします。当日に天候が変わることもあるのでキャップ、アームスリーブ、カーフスリーブ、手袋、ネックウォーマー、ウィンドブレーカーなど持って行っておくと急変しても安心です。またゼッケン引き換えの参加案内などもお忘れなく。

レース前、レース中、レース後の必要な物を想定するとわかりやすいかと思います。大会直前に準備をすると慌てて忘れることもありますので、余裕を持って準備をしましょう。

 

④食生活について

こちらも普段通りの食生活をオススメします。大会がフルマラソンの場合は別としてハーフマラソンまでの距離なら普段通りで構いません。間違っても1週間を切ってからの暴飲暴食は控えた方が良いでしょう。

また、消化不良や食あたりの可能性のある食材は避けた方が無難です。生ものや油物は注意しましょう。

飲酒についてですが、お酒を毎晩飲まれているランナーも多いと思います。私もその1人です。結論から言えば『控えられるなら控えた方が良い』です。

毎日飲まれているランナーは量を少なくするなど調整すると良いでしょう。

アルコールには利尿作用があり、大会前日にアルコールを取り過ぎるとトイレが近くなります。また飲み過ぎは脱水症状を引き起こすのでお気をつけ下さい。

 

大きく4点の事についてお話しました。スタートラインに立つには健康管理が重要です。なにより練習が積めていれば大会前に無茶なことはしないはずです。気分は高まってきますが、十分な睡眠を取り落ち着いて普段通りに生活していきましょう!