皆さん、こんにちは!
Shokoです^^
以前、ノルディックウォーキングの効果についての記事を掲載しました。(★)
近年、愛好者が急増中のノルディックウォーキング。
今回はそんな【ノルディックウォーキングの運動効果】に更に特化して
ダイエットやメタボ、生活習慣病への効果も含めお話ししていきます。
~呼吸循環器系の効果~
ウォーキングでは何となく物足りないけれど、ジョギングは辛すぎて長続きしない
こう考える人は決して少ないと思います。
ノルディックウォーキングは、そんな人たちにとって最適なエクササイズ、運動です。
ジョギングよりも少ない負担で、ウォーキングよりも高い運動効果を得られる、
そんな効率の良さが、ノルディックウォーキングの最大の特徴なんです。
ここでは、ウォーキングやジョギングとの比較を交えながら、
ノルディックウォーキングの利点や運動効果を、医学的視点から考えていきます。
ノルディックウォーキングとウォーキング。
見てすぐにわかるこの2つの最大の違いは、2本のポールです。
この2本ポールを交えながら交互に地面に突きながら歩くことで、
下半身の運動が中心だったウォーキングが、
身体の9割の筋肉を使う全身運動に変化します。
さらに、ポールの助けが得られるため歩幅が広くなり、歩行速度も上がります。
有酸素運動に用いられるエネルギーは、全身の筋肉を効率よく動かして心拍数を上げながら、
酸素を十分に摂取することで生み出されます。
そのため、有酸素運動の効果を測るときには、心拍数や酸素摂取量が用いられます。
海外の調査では、ノルディックウォーキングは通常のウォーキングに比べ、
心拍数で1分間で5~10拍、酸素摂取量で12%(別の調査では23%)増えることが分かっています。
さらに、エネルギー消費量が20%以上もアップするという研究報告もあります。
~有酸素運動によって期待できる効果~
こんな声を聞いたことはありませんか?
「シェイプアップにはエアロビクスがいい」
「ウォーキングやジョギングでメタボを予防」。
エアロビクスもウォーキングもジョギングも有酸素運動。
他に、自転車、水泳なども有酸素運動の仲間です。
有酸素運動は、ダイエットやメタボリックシンドロームの予防に有効と言われていますが、
これは有酸素運動によって脂肪が燃焼し、体内に蓄積された脂肪を減らす効果があるからです。
また動脈硬化の予防法としても、有酸素運動はおすすめです。
動脈硬化とは、動脈の血管硬く厚くなって弾力を失った状態のこと。
進行すると、
●高血圧・脂質異常症(高脂血症)や糖尿病などの生活習慣病
●脳梗塞や脳出血などの脳血管障害
●心筋梗塞や狭心症などの心臓病
などの原因となります。
中高年がかかりやすい病気の多くが、動脈硬化によって起こるといっても過言ではありません。
有酸素運動を続けると、動脈の弾力性が保たれるため、
これらの病気を防ぐことが出来ます。
最近では、認知症の予防に有酸素運動が有効だとする研究報告もあります。
特に、通常の歩行より少し強めの運動が効果的ともいわれており、
ウォーキングよりも高い運動効果の得られるノルディックウォーキングは最適といえるのではないでしょうか。
ノルディックウォーキングの利点は、何と言っても2本のポールさえあれば、
いつでも・どこでも運動が出来る“手軽さ”にあります。
ノルディックウォーキングで日常生活の中に運動の習慣を取り入れ、
健康的な毎日を送ってみましょう。